記事を書いた人(ねむい🍀ゆとりづくりブロガー@nemu2blanket)
30代2児の母です。
寝ることが好き。毎日7時間睡眠。
この記事を読むとわかること
試験を受けようと思った理由
令和4年5月、人事異動で運よくパワハラ上司の元から離れ、新しい係での業務に慣れてきた頃、職場でITパスポート試験について知る機会がありました。
どうやら、IT技術の発達と普及が加速する社会の中、私の職場では「ITに強い人材」を育成したい模様。その一方で、私の職場ではITに強い人は少なめで、私もITとかパソコンとか苦手な人のひとりです。
ITパスポート試験に合格すれば、受験費用の一部を職場で負担してくれることもあり、「挑戦してみよう」と思い、受験申し込みをしました。
ITに強くなれば、視野が広くなりそう。そして、「すごいね〜」って言ってもらえるかも〜(愚の骨頂)
1度目の挑戦〜不合格〜
令和4年11月12日に受験したITパスポート試験。
残念ながら不合格でした。
テキスト購入から受験までの時系列を書き出してみます。また、不合格になった理由を今の私の視点で振り返ってみます。
テキスト購入から受験までのざっくりした時系列
令和4年5月29日、楽天ブックスでITパスポートのテキストを探し、1番売れていたテキスト購入。勉強開始。
試験日は令和4年11月12日。受験申込をしようと試みるも、自宅から近い会場は3ヶ月先まで全て満席。定期的にITパスポートのホームページを確認して、何とか受験申込できました。
私が住んでいる地域では、土日の試験日は3ヶ月先まで満席率が高いです。
使用した教材は、
①いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書(下の写真のテキストです。)
②ITパスポート過去問道場
でした。
けっこう分厚いテキストです。鈍器…?
勉強方法は、
①朝起きて数分〜数十分間テキストを読み、テキストの問題を解く
②朝散歩したり、スキマ時間にITパスポート過去問道場で問題を解く
でした。
試験日まで約5ヶ月あるから、少しずつやればいいやと思っていました。悲劇の始まりです。
1回目の受験結果
試験結果。総合評価点が35点足りず不合格。準備不足感があったので、「やっぱりダメだったか」という気持ちになりました。
不合格になった原因を考察してみる
自分の力ではコントロール不能だったこと
・子どもが体調不良を連発
季節の変わり目で、長男と次男が同時に風邪をひきました。長男と次男は9月下旬から11月中旬までの間、定期的に小児科にお世話になっていました。
・自分も副鼻腔炎で調子悪い日が続く
私は日々の健康のため、睡眠時間を7時間以上とったり、適度な運動をしています。それでも、副鼻腔炎になってしまう時はあります。体調不良の子ども達の添い寝をしていると、99.9%の確率で風邪をひきます。「添い寝をしなければいいじゃない」とか、言わないでください。。。
ここから学んだことは「秋に受験するのはやめよう」ということです。
自分の力でコントロール可能だったこと
①苦手分野と向き合わなかった②計算問題は全捨てしようと思っていた
ちょっと言い訳を書かせてください。テキストに「この分野が苦手なら捨てていい」と記載が何箇所かあり、その言葉を鵜呑みにして、「捨てていい」と書かれている分野は全捨てしていました。
苦手分野でかつ「捨てていい」と書かれている分野を全捨てした結果、「あ、この問題勉強するの諦めたところだ…」という問題がパラパラと出てきました。
③試験本番と同じ時間で過去問題を解かなかった④集中力が2時間ももたなかった
FP2級の試験で、できる限り本番と近い環境で過去問を解く重要性について体感したのにも関わらず、「何とかなるっしょ〜」と楽観的になってしまい、準備を怠りました。
その結果、1回目のITパスポートの受験時、集中力が1時間しかもたず、問題文を読み込めなくなり、直感で問題を解いていました。
⑤試験日まで時間があるしと甘くみていた+⑥短期間集中でなく、長期間だらだら勉強していた
「時間があれば難しい試験でも合格できる」というのは、半分正解で半分不正解です。試験慣れしている方は計画を立てて淡々と勉強を継続することができますが、私のようなゆとり人間には雨にも負けず風にも負けず淡々と勉強するのは不可能。1〜3ヶ月に期限を絞って、短期集中で試験勉強をすべきでした。
令和4年当時は向き合えなかった課題です。課題と向き合うのって非常に難しい。。。
2度目の挑戦〜合格〜
ITパスポート試験に再チャレンジしようと思った理由
楽天お買い物マラソンで、買いたい日用品があったので、楽天市場でネット上のウインドウショッピングをしていました。私は、紙の本を寝っ転がりながら読むのが大好きなので、「紙の本なんか読みたいな〜」と、楽天ブックスのDEAL商品リストを見て楽しんでいました。すると、『いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書』が表示され、このテキストが目に入った瞬間、当時不合格になった時の悔しい感情が爆発しました。
「もっとうまくできたのに」「悔しい〜っ!」という気持ちになりました。
テキスト購入から受験までのざっくりした時系列
令和6年6月10日 楽天ブックスで本買う
・楽天市場で「紙の本なんか読みたいな〜」と思って検索していたら、ディール商品でIパスのテキストがあった。リベンジしたいと思ったので購入。
6月12日 テキストが届くも家事育児に追われ読めず。
6月15日 購入したテキスト、初めて目を通す。
・テキストに載っていたITパスポートのアプリダウンロード。テキスト出版会社のITパスポート勉強用のYouTubeチャンネルの存在を知る。
・受験申込み・受験票印刷(セブンイレブンの「かんたんnetprint」アプリを使用。)。
・隙間時間を使ってITパスポートの勉強を開始。ITパスポートアプリで問題を7問とく、寝る前に2章分テキスト読む。
「リベンジしたい!」というモヤモヤ感を回収するため、行動を開始しました。
7月26日 38度の発熱。体調不良。
・頭痛がひどく、鼻が詰まって口呼吸しかできず、眠れなくなる。翌日平熱に下がるも、頭痛と鼻詰まりが改善されず、耳鼻科に行く。
7月29日 耳の聞こえが悪くなる。
・人が話している声が聞こえにくくなり、職場ではいつもより「聞き取る力」にエネルギーを集中したことにより疲弊する。
・体調不良が続き、早起きして勉強することも継続できなくなる。
・試験が迫るのに「勉強が足りない」「体調が悪い」とネガティブなことばかりで不安になる。
8月3日 試験日
・持ち物 受験票、身分証(免許証を持っていった)、ティッシュ(鼻水が止まらないので持ち込み)
・シャーペンと紙は部屋に用意させている。
・問題は100問ある。
・50問終わる頃、腰が痛いし集中力切れてくる。70問になると、問題が頭の中に入ってこない。辛いけど頑張る。
・終了後、画面に点数が表示される。
・試験終了後数時間後、ITパスポートからメールが来て、試験結果がわかる。
合格になった理由を考察してみる
・過去勉強した知識がぼんやりと残っていた
覚えている単語が若干ありました。その上、IT用語に対する抵抗感は令和4年の頃と比べて軽減されていました。
・試験本番を想像しながら過去問に挑戦した
ITパスポートの試験時間は2時間。午前3時50分に起きて、午前4時から6時まで過去の試験問題を解きました。
試験本番を想像しながら過去問を解くことで、過去の試験で失敗した「集中力の継続」について再確認することができました。
私にとって、座った状態で長時間テストの問題を解き続けること大きな負担です。ずっと座っていると腰が痛くなるし、眠くなってきてしまいます。
仕事はデスクワークですが、自分が働いている時の状況を振り返ってみると、上司への報告や書類を受け取りに行く時に動き回っていることにも気がつきました。デスクワークだけど、2時間座って仕事をすることは、ほぼありませんでした。2時間以上座っていたのは、モンスタークレーマーの電話対応の時だけでした。
だからこそ、自分が「ずっと座った状態で集中するの苦手なんだ」と体感して、徐々に負荷をかけていくことが大切だったのです。
テスト中って、肩や腰が凝ってきたら背伸びしたりできないのがキツイです。練習が必要なんです。
・寝る15分前にテキストを読んだ
精神科医の樺沢紫苑先生の本で、「寝る15分前は1番記憶が残りやすい。」「寝る15分前に勉強したら、すぐに寝る。スマホ操作とかしてはいけない。」と学びました。ITパスポート試験では、膨大な単語を暗記しなければいけません。でも、単語を勉強して覚えたと思ったら忘れているので、勉強のループを繰り返すことが大切になってきます。
子どもに絵本を読んであげたり、子どもの寝かしつけがあるので、寝る前にITパスポートのテキストを読める時間は5分以下だったと思います。たった5分でも、数個の単語+単語の説明文を音読して、頭に叩き込むことはできます。1日5分でも、1週間で35分になります。限られた隙間時間にしか勉強できないとしても、学ぶことを諦めないでください。
「失敗しても挑戦し続ける大切さ」を2度のITパスポート試験を通じて学びました。
受験を検討している方へ
・IT業界で働く方でない場合は厳しい
覚える単語量が多いです。その上、似たような略語が多く覚えにくい。私のような事務職でITと関わりがない職業の方はとっつきにくい内容になっています。勉強開始から1〜2週間はアルファベットとカタカナの呪文をブツブツ唱えて、無理やり暗記する日々が続きます。
・受験申込みはお早めに
ITパスポートサイトで3ヶ月先の試験まで申し込みできます。ただし、私が住んでいるような地方で受験会場が少ない場所ですと、3ヶ月先まで満席となっている可能性もあります。
早めに試験日を決めて、「受験する!」と覚悟を決めてしまいましょう。
・勉強期間が3ヶ月がオススメ
覚える単語や計算式が膨大なため、学習時間の確保が必要です。とはいっても、家事や育児に追われるお母さんやお父さんが1日に確保できる時間には限界があります。私のオススメプランは以下の通りです。
PDCAサイクルと言ったりしますが、計画を立てて実行したら見直しましょう。私の場合は、ゆる〜い学習計画を立てたつもりでも、実際やってみるとカツカツなことが多く、最後まで自分の求めていた学習計画を立てることができませんでした(^^;)
・「ITパスポート試験受けます!」と宣言してみる
試験1回目で不合格だった時、ITパスポート試験について軽く母に話をしただけでした。試験を受けている間、子ども達を見ていてもらうためです。正直、周囲からの圧力がほとんどなく、自分を甘やかしてしまいました。気がついたら、勉強しているつもりになれる自己啓発YouTubeの視聴し続けたり、読むのをやめると決めたはずの育児本を読み出したりしました。一番ひどいかった行動はネットサーフィンです。油断すると、ついやってしまうネットサーフィン。恐ろしい。。。
試験1回目で不合格になった時に学んだ教訓から、あらゆる人に「ITパスポート試験受けます!」と宣言しました。
自分に対してあまり負荷がかからない人だと、夫・子ども達・母・妹に言いました。優しく私を応援してくれました。
自分に負荷かけてくれそうな人だと思ったのが、職場の人だったので、席が隣の職場の上司と先輩に「ITパスポート試験受けます!」と宣言しました。
職場の上司にITパスポートのテキストを取られて、過去の失敗メモを読み上げられたときは超絶恥ずかしかったけど、今思い返すとほどよいプレッシャーになってよかったと思っています。
これからも「やりたい」と思ったら、とりあえず行動してみます。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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